ROLE 1 — ハルキ
ハルキ
HEROINE
年齢: 21歳
性別: 女性
表: 地下アイドル
裏: 借金を抱える債務者
目的: 搾取を逃れ生き延びる
拘束: 約2週間
身寄りがなく多額の借金。速水に搾取されながらアイドル活動を続ける薄幸の歌姫。
強盗計画に巻き込まれる中で運命に抗おうとする。
求める俳優像: 20代前半。華奢だが芯の強さ。アイドルの可愛さと裏の絶望感を両立できる方。
脚本上の重要シーン
ライブハウス(ステージ上)
アイドルとしてMC。ナツとの掛け合い。笑顔で場を盛り上げるが、ステージを降りると表情が変わる。
見どころ: 表のキラキラ感と、素に戻った時の落差
ホストクラブ(たーくんとの会話)
たーくんに会いに行くハルキ。借金・月のTOPまでの残額の話。甘えつつも依存的な関係。
見どころ: 甘え方の自然さ、依存と愛情の境界線の演技
濱田との食事シーン
パパ活相手の濱田と食事。「推し」と言われ複雑な表情。お金の話を切り出せない。
見どころ: 打算と罪悪感の同居
公園ベンチ(一人のシーン)
缶ビール、オンラインスロット、嘔吐。一人の時の素の姿。
見どころ: 誰にも見せない本当の姿の説得力
オーディション台本 1 — アイドルMCシーン
ライブハウスのアイドルステージ
地下アイドルのハルキとナツがMCをしている。ナツがアイドル全開のアニメ声で話している横で、少し白けた様子のハルキ。
ナツ「私が帰る準備をしてたら、モコちゃんが『なっちゃん、まだ帰りたくないよ~』って顔でクーンって言うの。もう、ちょ~可愛くて~、結局、暗くなるまで公園にいたの」
ハルキ「で、ハーちゃんはお休みの日どうしてるの?」
ハルキ「私は……えっと……」
ナツ「知ってるよ~、ハーちゃんはね、お馬さんが好きなの」
ハルキ「え?」
ナツ「スマホで、お馬さんが走る動画を真面目に見てたよね」
ハルキ「ちょっと……それ、よ~く見たら、競馬見てたの」
ハルキ「いいじゃん、競馬好きなアイドルがいたって……」
ナツ「でも、マネージャーからお金借りたらヤバイよね~」
ハルキ「客席から失笑」
ナツ「達うから!変なこと言わないでよ、……ナッちゃんだって、衣装に犬の毛ついてて『やだ~汚い~』って言ってたじゃん」
ナツ「え~ナッツはそんなこと言わないよ~、ぴえ~ん」
オーディション台本 2 — ホストクラブシーン(ハルキ&たーくん)
ホストクラブ
ホールに向かって歩いていくホストのターくん。客席で待っているハルキ。
ターくん「ハル~。会いたかった。ごめんね待たせちゃって。」
ハルキ「今日は?ゆっくりできるんの?」
ターくん「ハルキ、少し顔出しに来ただけ」
ハルキ「えぇ残念……」
ターくん「先月、いっぱい使いすぎたから……」
ハルキ「ハル、俺今月(TOPまで)あと少しなんだよ」
ターくん「でも……」
ハルキ「ごめんごめん。そういうのやめよう。せっかく来てくれたのに困らせてごめん」
ターくん「ターくん……」
ハルキ「ほんとごめん。いつもハルキに甘えてばっかで。くそ。まじで俺最低だよ。一番大事な人が来てくれてんのに、クソ。ハル、いつも本当にありがとう。ほんの少しでも楽しんでって」
ハルキ「うん。……ターくん、木曜だったら」
ターくん「え、ほんと!? やった。ありがとうハルキ。マジ好きすぎる!」
はにかむハルキ。
ハルキ役 審査チェックポイント
- アイドル感: MCシーンで自然な「地下アイドル」の空気を出せるか
- 表裏の落差: ステージ上のキラキラ → 素の表情への切り替え
- 甘え方の自然さ: たーくんとのホストクラブシーンでの依存的な甘え
- 脆さと芯: 搾取されながらも生き延びようとする意志が見えるか
- 年齢感: 21歳の説得力(華奢さ、若さ、未熟さ)
- 歌・ダンス: 劇中ライブシーンがあるため、最低限のパフォーマンス力
ROLE 2 — たーくん(ホスト)
たーくん
SUPPORTING
設定: ホスト
関係: ハルキの担当ホスト
立ち位置: ハルキが金を注ぎ込む相手
ハルキが通うホストクラブのホスト。ハルキに甘い言葉をかけながら金を使わせる。
TOP争いの最中で、ハルキの財布を当てにしている。
脚本上、ハルキとの会話シーン、アイドルライブを見に来るシーンがある。
ハルキにとっては「唯一自分を必要としてくれる存在」だが、実態は搾取構造の一部。
脚本上の重要シーン
ホストクラブ(ハルキとの会話)
「先月使いすぎた」と言いつつ「TOPまであと少し」と金を匂わせる。甘えと計算が同居。
見どころ: 営業トークの自然さ、ハルキへの「優しさ」の中の計算
ライブハウスに来るシーン
ハルキのライブに来て「マジ好き」と声をかける。ハルキの嬉しそうな反応。
見どころ: ホスト特有の距離感の詰め方
オーディション台本 — ホストクラブシーン(たーくん視点)
ホストクラブ(台本2 ハルキ&男性 ②)
ホールに向かって歩いていくホストのターくん。客席で待っているハルキ。
ターくん「ハル~。会いたかった。ごめんね待たせちゃって。」
ハルキ「今日は?ゆっくりできるんの?」
ターくん「ハルキ、少し顔出しに来ただけ」
ハルキ「えぇ残念……」
ターくん「先月、いっぱい使いすぎたから……」
ハルキ「ハル、俺今月(TOPまで)あと少しなんだよ」
ターくん「でも……」
ハルキ「ごめんごめん。そういうのやめよう。せっかく来てくれたのに困らせてごめん」
ターくん「ターくん……」
ハルキ「ほんとごめん。いつもハルキに甘えてばっかで。くそ。まじで俺最低だよ。一番大事な人が来てくれてんのに、クソ。ハル、いつも本当にありがとう。ほんの少しでも楽しんでって」
ハルキ「うん。……ターくん、木曜だったら」
ターくん「え、ほんと!? やった。ありがとうハルキ。マジ好きすぎる!」
はにかむハルキ。
たーくん役 審査チェックポイント
- 営業と本音の境界: 「マジ好き」が営業トークなのか本音なのか曖昧にできるか
- 甘い声・話し方: ホスト特有の柔らかい口調の自然さ
- 計算高さ: 「TOPまであと少し」と金を引き出す技術が透けて見えるか
- ビジュアル: ホストとしての説得力(華やかさ、チャラさの加減)
- ハルキとの化学反応: 依存関係の空気を作れるか